元麻雀荘メンバーの雑記

麻雀の戦術や、働いていた時の話などを書いていきます。

7-8 ラス前の戦い方

ラス前とは、オーラスの一局前のことを指します。半荘戦であれば南三局のこととなります。

オーラスは、着順を大きく左右する大切な局です。

そのオーラスをいかに楽にするかは、ラス前までの点棒調整が大切なのです。

楽な条件でオーラスを迎えられるゲームメイクができれば、勝率はぐっと上がるはずです。

 

 

1.ラス前には自分の目標を決めておく

 

  ラス前は、もう残り2局しかありません。

  どんなに大きな点差でも諦めないことは肝心ですが、現実的な目標は決めておきましょう。

  自分が最終的に見る着順は何着なのかを考え、ラス前は手を作りましょう。

 

2.現実的な点差

 

  目的となる着順を決め、その着順に上がるためには大小問わず必ず条件があります。

  2000点ロンアガリ条件であったり、ハネマンツモアガリなど条件は多くあります。

  この条件の中で、現実的なラインはマンガンツモアガリでしょう。

  ドラ1でもリーチをかけてツモり、一発か裏ドラ1枚でマンガンとなります。

  これ以上ないくらい好都合な考えですが、これだけラッキーを続けてもマンガンなのです。

  マンガンツモアガリである10000点以内が現実的な点差になるでしょう。

  ということは、オーラスに突入するまでに10000点圏内となるように手をつくればよいのです。

  もちろん、ツモアガリ条件ですので苦しいことは確かです。

  8000点圏内に持ち込めればより良いですし、点数が近ければ近いほどオーラスは楽になります。

  ですが、オーラスに楽をしようとラス前に無理をした手作りをしてはいけません。

  残り1局で更なる無理をしなければなりません。

  妥協するラインはオーラスと同じくらい重要となります。

 

  逆のパターンもあります。

  ラス前に自分がトップである場合、オーラスを安全に迎えることを考えます。

  2着目と10000点以上離すことができれば、オーラスを気持ちに余裕を持って打つことができます。

  もちろん、自分がオーラスが親の場合は12000点など、親や子によって条件は変わります。

  しかし、基準にするラインはやはりマンガンです。

 

 

おさらいです。

 

 ・ラス前はオーラスへの布石!

 ・現実的な点差はマンガンツモ!