6-4 麻雀 ドラが老頭牌の場合
老頭牌(1、または9のこと)のドラはオタ風のドラと扱いが非常に似ています。
オタ風がドラのケースでも説明しましたが、鳴かれたとしても役の特定が容易です。
オタ風と違う部分は数牌のため、ポンだけでなくチーが存在する部分です。
それでも、基本の役のパターンはオタ風と同じです。
チーで増えるのは、チンイツ、ジュンチャン、ごくまれにサンアンコー程度です。
チーを一つ入れたサンアンコーはロンアガリできるパターンはタンキ待ちしかありません。
他にサンショクドーコーがありますが、まず出現しません。
警戒するのはほぼオタ風のドラと同じと考えてよいでしょう。
こちらもなるべく役牌と合わせて持っていたのなら、ドラから処理しましょう。
また、配牌でトイツだった場合などは役が限定されるためメンゼンになりがちです。
ですが、役牌を一枚だけ持っているのであれば、なるべく温存し、重なるのを待ちましょう。
自分の手に温存し、合わせ打つことで安全度も上がります。
合わせ打った2枚目の役牌を鳴かれた場合、その人がドラを持っているケースは非常に低いです。
1枚目の役牌を鳴かないということは、急ぐほどの手ではないということがわかります。
要するに安い手なので、放銃しても痛くありません。
ただし、かなり形がいいためにメンゼンを目指して2鳴きというパターンがあります。
その場合は、同巡2鳴きした瞬間には最低イーシャンテン以上の速い手です。
安い手でも放銃するのが痛い場合には、2鳴きはテンパイとして警戒するとよいでしょう。
おさらいです。
・オタ風のドラと扱いが似ている!
・役牌と合わせて持っているなら老頭牌のドラから切る!