6-3 麻雀 ドラがオタ風の場合
オタ風とは、自分には役牌でない字牌のことを指します。
自分は鳴いても役がつかないのに、特定の一人には役がついてしまいます。
そのため、自分がメンゼン以外で使い切るのは、少し難しいドラとなります。
ですが、役牌のドラと比べ、鳴かれても役が確定する人は一人しかいません。
また、役が確定してない状態で鳴かれても、役がかなり限定されるため、警戒が容易です。
例えば、東場、西家にドラの北をポンされたとします。(鳴いているのは北のみ)
主な役として考えられるのは、役牌バック、トイトイ、ホンイツ、チャンタが挙げられます。
他にレアケースとして、サンショク、イッツーなどがあります。
オタ風のドラで一番やっかいなパターンは、役牌を鳴かれたあとにこのドラを鳴かれることです。
結果的に役牌のドラが鳴かれたことと同じになってしまいます。
そのため、配牌で役牌とオタ風のドラをどちらも処理したい場合は、オタ風のドラから打ちましょう。
役が限定されることから、役牌バックに抵抗がある人も少なからずいます。
また、重なる前の処理になるケースも多々あります。
重なる直前に切られて悔しい思いをしたことは、誰しもあるはずです。
1巡が大事なことが非常に多いです。
おさらいです。
・オタ風を鳴かれても役の特定はしやすい!
・役牌と合わせて持っているならオタ風のドラから切る!