6-2 麻雀 ドラが役牌の場合
役牌のドラの扱いは、他の種類のドラに比べても非常に難しいです。
鳴かれた時点で、あとはアガリの形を作るだけでマンガン以上が確定します。
絶対に鳴かれたくないドラです。
対処法としては、一刻も早く手放すことが挙げられます。
1巡経つごとに牌の重なる確率はあがりますので、一打目に打つことが対策になります。
自分が打つことにより、他家が合わせ打ってくれれば狙い通りとなります。
表ドラが場に多く放たれると、リーチ以外の打点が非常に読みやすくなるメリットもあります。
ですが、これは鳴かれる可能性が低いというだけです。鳴かれることも当然あります。
また、自分自身のドラの重なりを放棄してしまっているという欠点もあります。
中盤に持ってきた場合、相手の手を受ける準備もしておきましょう。
誰かがドラを打ち、自分が合わせ打てる可能性も残っているため、あくまで準備です。
また、自分がドラを手放したが、誰も合わせ打ってこないケースはかなり危険なケースです。
考えられるパターンは大きく2つです。
・単純に誰も持っておらず残り2~3枚が山に寝ている。
・既にアンコで誰かが持っている。
上と下のケースを比べると圧倒的に下のパターンが多いです。
誰もドラを合わせ打たない場況での不自然な鳴きはドラのアンコを想定しましょう。
レアケースですが、チートイツのイーシャンテンやテンパイの場合にトイツのドラを鳴かない人もいます。
しかし、役が特定されるため、対応はドラをポンされた場合に比べて楽なためここでは説明は省きます。
最もやってはいけないことがあります。
十分に手が整っていない状態で、このドラを打ってしまうことです。
自分の手がこのドラを鳴かれても勝負できるような理由がなければ、打つことは控えましょう。
たとえテンパイしたとしても、このドラを切る価値があるだけのテンパイなのかを判断しましょう。
おさらいです。
・一刻も早く手放す!
・もしくは自分の手が整ったら手放す!
・手放す価値があるのかチェック!