3-14 麻雀 三暗刻(サンアンコー)
三暗刻はその名の通り、アンコが3つ必要な役です。
シュンツに比べてアンコは完成しづらいため、意図的に狙わないとアガることは難しいです。
アンコが1つ増えれば、役満の四暗刻となることからも、難易度がわかります。
三暗刻を狙うとき
早速ですが、以下の牌姿を見てください。
三三②③④⑤⑤⑤233999
2、もしくは3を切ればテンパイです。
2を切れば、シャボ待ちになりますが、ツモるとサンアンコーがつきます。
3を切れば、リャンメン待ちで受けることができます。
上記の牌姿にはわざとドラを書かなかったのですが、ドラの有無で打つ牌が変わります。
(1)ドラを持っていないとき
ドラを1枚も持っていない場合は、2を切ってリーチを打ちます。
出アガリで1600点ですが、ツモアガると三暗刻がついて満貫となります。
一方、3を切ってリャンメン待ちに受けるとどちらで出アガっても1300点です。
ツモっても裏ドラがなければ700-1300です。
リャンメン待ちに受けても、三暗刻狙いに受けても出アガリはとても安いです。
ドラがなければツモった場合に大きな差がでる2を切ってリーチを打ちましょう。
(2)ドラを1枚以上持っているとき
結論から言いますと、ドラを1枚以上持っていれば3を切ってリーチを打ちます。
例えば、上記の牌姿でドラが⑤だったとします。
ドラ3ですので、リーチを打った瞬間に満貫が確定します。
満貫が確定しているのであれば、3を切ってリャンメン待ちに受けましょう。
すでに十分な点数が確保されているのでアガリ率を重視します。
同様に、赤を1枚でも持っていれば、ツモアガリ率を重視するので3を切ります。
それでは、②がドラのケースはどうでしょうか。
2を切ると、ツモって裏ドラが乗れば跳満、倍満になります。
しかし、裏ドラが乗らなければ、満貫です。ドラのないケースと同じ点数です。
それならば、3を切ってアガれる枚数が多い、リャンメン待ちに取りましょう。
四暗刻の可能性
ギリギリまで可能性を残しましょう。
五六①①333444888 ドラ6
この様な手でリーチを打つのは非常にもったいないです。
リーチをかけなくても四や七で出アガリすることができます。
なにより、リーチを打った後に五や六、①を持ってきても入れ替えられません。
五や六、①が4枚全て見えていない限り、最後まで四暗刻の可能性を追いましょう。