オーラス、非常に得点が竸っている状態では、何でもアガればトップというケースがあります。
自分がトップ目であれば当然何をアガってもトップです。
また、トップ目と1000点以内であっても、何をアガってもトップとなります。
アガリトップと呼ばれているとおり、どうにかアガってトップを取らねばなりません。
どんなに配牌が悪くてもアガらなければならないのです。
一番大切なものとして、スピードが挙げられます。
役牌・翻牌やタンヤオの項でも書きましたが、メンゼンより鳴きの方が遥かにスピードが上です。
相手の捨て牌もツモの様に扱うことができ、確実に手を進めることができます。
復習となりますが、下記のような配牌であったとします。
オーラス アガリトップ 西家
①①②④⑦三五66白発中西 ツモ⑥ ドラ8
お世辞にも良い配牌とは言えませんが、アガればトップなので諦めてはいけません。
パッと見てもメンゼンでは苦しいと予想できるでしょう。
メンゼンで苦しいのであれば鳴くことが前提になります。
この手で鳴いて役を作るのであれば、非常に遠いですがタンヤオ、役牌・翻牌を目指しましょう。
そのため、この手の不要牌は字牌の4種ではなく、①となります。
①をトイツで落としてゆき、役牌の重なりを待ちながらタンヤオを目指しましょう。
白、発、中、西などが何一つ重ならなくても落ち込んではいけません。
アガリトップという事は点数があるため、その場合は安全牌として守りに使いましょう。
この牌姿は③や四をいつでも仕掛けていきます。
おさらいです。
・どんなに苦しくてもアガることが目標!
・苦しい牌姿でも諦めない!