６－６ 麻雀 赤ドラの扱い方
赤ドラは、数あるドラの中でも一番価値が高いドラとなります。
普通のドラと異なり、アガることにより祝儀が発生するルールが多いためです。
赤を２枚以上持っている段階で、相当自分の手牌の形が悪くなければ勝負手となります。
赤ドラは、多くのルールでマンズ、ピンズ、ソーズの５に各１枚ずつなので３枚しかありません。
そのうちの２枚を占めているということは、他家は多くて１枚しか赤ドラを使えないためです。
親のリーチに対しても赤を２枚持っている両面リーチであれば十分戦えるでしょう。
２枚以上配牌で赤ドラを持っていた場合、一番はじめに考えることは、ツモアガリです。
オーラスのダントツのトップ目など、素点より遥かに大切となるときがあります。
また、赤を２枚以上持っているがために、リーチを打たないケースがあります。
以下の牌姿を見てください。
１３４赤５６７８９四赤五六七七 ドラ西
現在、イッツー赤赤のテンパイです。リーチを打たなくてもロンアガリすることができます。
ですが、現在カン２待ちと好形ではありません。
その代わりとして、４５６七をツモってくれば、リャンメン以上でテンパイすることができます。
赤ドラを複数持っている場合、目的はツモアガリのため、好形の待ちでリーチをすることが望ましいです。
どうしてもハネマンが欲しい状況を除き、リーチを打たない事をおすすめします。
反対に、リーチを打つ場合は役が無い場合、手替わりが待ちと大差ない場合が挙げられます。
以下の牌姿を見てください。
①③⑥⑦⑧赤五六七３４赤５７７ ドラ西
好形の手替わりは④の一種です。②を直接ツモる確率と同等となります。
また、役がないため、ロンアガリができません。
③や７をツモればタンヤオがつき、役ができますが好形ではないため、あまり変わりません。
こちらはリーチを打つことをおすすめします。
赤を１枚でも持っていて、リャンメン以上であれば、リーチを打ちましょう。
赤２枚のロンアガリよりも、赤１枚のツモアガリの方が祝儀は大きくなります。
相手が少しでもリーチを受けてくれれば、ツモれる可能性が高くなります。
おさらいです。
・ドラの中でも一番価値が高い！
・理想はツモアガリ！
・リーチで他家を威嚇する！
