4-3 麻雀 和了狙いのダマテン
待ちが良く、打点もあり、早いテンパイでもリーチを打たないケースがあります。
リーチの条件の三拍子が揃っていますが、どうしてもアガリたい場合、ダマテンにすることがあります。
リーチのデメリットの1つとして、「相手にテンパイを知らせる」ことが挙げられます。
ダマテンにしていればアガりの可能性を高めることができたり、優位にゲームを進めることができます。
大まかなパターンとして、
- 待ちがリーチの現物の場合
- 特定の人物からロンアガリしたい場合
- アガればそのゲームでかなり優位になる場合
が挙げられます。
待ちがリーチの現物の場合
このケースは既に他の誰かからリーチを受けている場合です。
リーチを受けている最中に④-⑦待ちでテンパイしたとします。
この時、リーチ者の捨て牌に④や⑦が捨てられていれば、他の人からのオリ打ちを狙う事ができます。
相手のリーチをかわしたり、勝負手をこっそりアガる場合にダマテンにします。
また、リーチだけでなく、ドラをポンしている人などでも有効です。
特定の人物からロンアガリしたい場合
リーチを打ってしまうと相手にテンパイを知らせ、警戒させてしまいます。
特に点棒を大きく持っている人はリーチに向かっていく事が少なくなるでしょう。
リーチを打つとオリると予測できる人から点棒を削りたい場合、ダマテンにすることがあります。
跳満のツモより満貫直撃のロンアガリの方が点差を縮める事ができます。
また、点棒の少ない人を飛ばし(0点以下にすること)、ゲームを終わらせたい場合に使います。
アガればそのゲームでかなり優位になる場合
点棒がかなり均衡している状態で高い手をテンパイした場合、ダマテンにすることがあります。
点棒状況がかなり競っている時、頭一つ抜けたい場合はリーチを打ちません。
また、極端ですが役満などの高すぎる手は、優位どころかゲームを決めることができます。
自分が競っている場所から一人抜け出せるような場合はダマテンをおすすめします。
おさらい
- リーチやドラポンの現物ならダマ!
- 特定人物からアガリたいならダマ!
- 自分だけ抜け出したい時はダマ!