4-2 リーチとダマテン
メンゼンでテンパイし、リーチをするかどうかは、些細な差ではありません。
結果に大きな違いを生み出す可能性が大いにあります。
あの時リーチをしていれば・・・あの時ダマテンにしていれば・・・そう思ったことは必ずあるでしょう。
しかし、明確な基準を設けていれば、後悔することは必ず減るはずです。
リーチの基準
リーチの項でも触れましたが、リーチとダマテンを決める大まかな基準は、待ち、打点、スピードです。
基本的に上記の3つのうち、2つ以上を満たしていれば優秀なリーチとなります。
ですが、この判断法は大まかな基準ですので、多くの例外が存在します。
以下の牌姿を見てください。
東東中中①①⑤⑤5588西 ドラ①
西のタンキ待ちでテンパイしました。
これが2巡目でしたらリーチを打つ人がほとんどでしょう。
ですが、16巡目ではどうでしょうか。
捨て牌に情報も多いため、相当点棒に困っていない限りダマテンにする方が多いでしょう。
東一局とオーラスなどの状況の違い、自分と相手の点棒差、相手のリーチの有無など状況はさまざまです。
上記のように、同じ手牌でも状況によってリーチの声を出すかどうかは変わってしまいます。
その中でも特に注意しなければならない例外をいくつかの項に分けて説明します。
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