2-2 麻雀 鳴きのメリット・デメリット
鳴きには多くの特性があり、その特性をきちんと理解していなければ選択肢に迷ってしまう場面が多々あります。
フリー雀荘の多くでは発声優先のルールがほとんどです。事前に選択を決めておかないと発声が遅れてしまったり、次の人がツモる前に発声しなければいけないため、牌が出てから悩むほど時間の猶予がありません。
なるべく悩まないような基準を設けるため、まずはメリットとデメリットを理解しましょう!
鳴きのメリット
テンパイまでの速度が速い
自分のツモだけでなく、他家の捨て牌を利用する事が出来るため、テンパイスピードはメンゼンより遥かに速いです。
主にドラ3などの打点が高い手のスピードを上げたり、他人のドラポンなどのチャンス手を回避するために使います。
手牌の急所を解消出来る
ツモるのが困難な3枚目のペンチャンや、現実的にもうツモることが出来ないラス牌など、手牌の急所部分を鳴きによって解消する事ができます。
手牌の構成を変える事が出来る
文字にすると分かりづらいですが、鳴きを使う事で待ちを変える事が出来たり、手役を生み出す事が出来るようになります。
2-5 麻雀 鳴きによる手牌変化で詳しく説明します。
他家を牽制できる
なるべく目立つ様な仕掛けをする事で相手にプレッシャーを与える事が出来ます。
ですが、これは反対にデメリットでもあります。
鳴きのデメリット
守備力が下がる
一度鳴く度に手牌は3枚ずつ短くなっていきます。
二副露した時にはメンゼンの半分しか打牌の選択肢がありません。
オリるのは鳴けば鳴くほど難しくなります。
2-6 麻雀 鳴きの押し引きで詳しく説明します。
打点が下がりやすい
鳴くことによってメンゼンよりハン数が下がってしまったり、そもそも役が無くなってしまう事があります。また、リーチが出来なくなるため手牌で確定している以上の打点を望む事が出来なくなります。
(赤牌を除く)
他家に情報を与える
鳴いたメンツは全員に公開しなければなりません。
役が無いとアガることが出来ないため、晒した牌によって相手に役を限定させる事になります。
メリットの項でも説明しましたが、反対に役を限定させる事で他家の手牌進行を遅らせる事にも使う事が出来ます。
おさらい
メリット
- 鳴きでテンパイ速度アップ!
- 鳴きで急所解消!
- 鳴きで手牌は変えられる!
- 鳴きで相手の手を止められる!
デメリット
- 鳴けば鳴くほど守備力は落ちる!
- 鳴くと安くなる事が多い!
- 鳴くと相手に情報を与える!
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